the pillows MY FOOT TOUR@Zepp TOKYO

ピロウズ

私にとって宝物のような、一生想い出になるステキなライヴでした。
知らない曲もたくさんあったし、ファイナルってのも人に言われるまで知らなかったし、未だにメンバー全員の名前もよく分からないけど、そんな風に思った。

ものすごくお客さんとバンドの距離感がよくて、「長年付き合って、しかも上手くいっているカップル」を見ているようなそんな気分。MCや小芝居を見るファンの「また、あの人ったらやっているよ〜」的な目の優しいことったら!!長くファンをされている方々に場所を貸して頂いて、本当に気持ち良く参加。あそこにいられたことに感謝。

さわおさんが、「96年にストレンジカメレオンを作った時には、僕にはもう未来なんかないんじゃないかって思ったし、10年後にこんな気持ちよくステージに立っているとは思えなかったよ。ピロウズを好きになってくれてありがとう。」って言った後の会場の拍手。ものすごく暖かくて、拍手に温度があるって感覚として理解した。ちゃんとお互いに愛し愛されているって実感しているんだろうな〜って思ったし、ともかく会場の雰囲気が良かった。

どの曲もすばらしく、気持ちよく終了。いつもとは逆側で本編を見て、アンコール中にロッカー側に場所を移動。いちいちお客が良くて、アンコールの雰囲気もすごく良いなーって思ってた。会場がわさわさと動いたから、私はまた2階に誰か来てるだと思ってたら、PA卓にさわおさんが登場。ものすごく近かった。そんな場所なのに全く周りも落ち着いてて嫌な想いは一切しなかった。

そして、ギター一本で唄い始めたのは、「Funny Bunny」
聴きたいなぁと思っていた大好きな曲のうえに、だんだんと会場が合唱になっていくのに様子に泣いてしまった…。普段は滅多にライヴでは唄わないのに、一緒に歌ってた。ギターとさわおさんの声とだんだん大きくなる合唱の声…。本当に、なんて、すばらしい空間だったんだろう。

「Funny Bunny」終了後、ステージに他のメンバー登場して、前奏を演奏、さわおさんが戻ってきてアンコール再開。1曲(だったかな?)やってステージを去る。終了後、MY FOOTが流れて、ずーっとみんな唄って、拍手。ダブルアンコールで再度登場。最後は圧巻のハイブリッドレインボウ。

本当にステキな時間でした。行けてよかったし、あの瞬間にあそこにいられたことに感謝したいです。ともかく、the pillowsとあそこにいた全ての皆様に感謝いたします。すばらしい空間をありがとうございました。ものすごくいろんなものを得たライヴでした。

しばらく余韻に浸りたい。

しかし、さわおさんは、ロックミュージシャンとして発言から、動きから全てが絵になりすぎる。ロックミュージシャンとは、こうあって欲しいと思う程、色気たっぷりに美しくステキなロックミュージシャンでした。荒吐楽しみです。また、ワンマン行きます。

いつも行っているライヴよりも客層の年が近い。特に男子が同じ年くらいの人が多い。5割男子っぽいし。