かもめ食堂

映画館でやっている時はタイミング合わなくて行けなくて、DVDも高いからどうしようって思ってたのですが、清水の舞台からびょーんって飛び降りるつもりで購入。しかし、買ってよかったよ。

自分はフィンランド人の生まれ変わりであってほしいなぁって思うくらい子供の頃からフィンランドが気になって仕方ない。思えば小学校2年生の時に「雪の女王」を学校の図書館で読んだ時以来、フィンランドという響きが既に好きで、寒い国であろうこととか、ぼんやりとしたイメージを持ち続けていて、中学校1年生の時分に地理の授業で「白夜」という現象を知った時には、白夜自体に尋常ならざる興味をもって「『雪の女王』の国だな…。大人になったらいつか行ってやろう!!」と思った訳ですよ。当時は、子供のうえ南半球にいたので、そりゃー、もう果てしなく遠い国。

だんだんと北欧全体に興味を持ちつつも学生時代は、6月(夏至の時期)には、旅行に行けないし、社会人になっても6月に休みがとれる訳もなく。2年前には6月にあわせて失業して、その時期にやっと満を持して、必死に働いて貯めたお金で、北欧をブラブラ。夏至の日にはフィンランドに滞在。地味に一人興奮した瞬間。フィンランドは、旅程の1/3をすごして、ヘルシンキ自体は5泊。小さな街なので、街中歩きまくって、メインの通りはほとんど制覇したので、映画の中に「おぉ、これは、あそこだなー。」となんとなく分かるところもあって。ヘルシンキ以外の移動中も白樺と森と湖が本当にキレイだったなぁ…。とか旅行中のことを色々ぽわんと思い出してました。

北欧デザインの家具も食器も素敵で、映画全部を楽しむ。「きちんと生活する」ことの重要さを改めて思いました。
もったいないので、おまけDVDはまた別の日に観よう。

フィンランドは本当に心からまた行きたい。行ってない都市もあるし、もっと北にも行きたい。いつかまた行こう。

映画は出てこないですが、ヘルシンキ大聖堂。きれいな教会です。外はね…。中はフツーです。あぁー写真下手な私でも被写体がきれいだとこんなにきれいなのかー。思わず写真もUP。