ロフト

友人に誘われて、新宿でのご招待ライヴ(友人が奢ってくれる)彼女がライヴ見て一瞬にして落ちたSTUDIO44という福岡のバンドのライヴを観に行ってみる。口説き文句が「アジカンレミオロメンも立っていたロフトだよ〜」ということ。私は、ミーハーで世間の意見に流される人間なんで、それなりのハコでできるようになったバンドしか興味がない。というわけで、ロフトは初めて。ロフトプラスワンなら何度か行ったことあったんだけどね・・・。
あと実は、とても潔癖なところがあるので、古いライヴハウス独特の汚れ感がイメージとして好きではないダメ女。が、最近何事でも心がけたいと思っているのが、「食わず嫌いしない」ということで行った。


ベースとギターが美しくて良かったなぁ・・・。唄もステキ。行ってよかった。


友人が「全てのドラムの人の中で一番好き」というドラムの人は、「高校時代、バレー部かサッカー部のキャプテン(バスケ部ではない)」をやっていそうな風貌で、おおよそ、音楽をやっている感じではなかった。サッカージャージが似合いそうな彼、ドラムセットが馴染まない感じが友人的にツボらしい。


彼女から常々、私の男性のビジュアルの好みは「芯が通っていて分かりやすい。」と言われていたので、メンバー4人で誰が一番私のタイプだと思うかと問うたところ、見事正解される。



さて、初めて行ったロフトには、自分にとって不思議な人々が沢山いた。もちろん私より若い人々なんだけど、決してメジャーではない、自分の好きなバンドの話とそれにまつわる
エピソードでわーわーキャーキャーと盛り上がる様を観て無意味に甘酸っぱい気持ちになった。ライヴハウスが溜まり場的、青春の過ごし方があるのねぇ・・・。と漫画か映画を見ている気分だった。レンジのライヴに来ている子達にも彼女達と同世代の子達がいるだろうと一概に今どきの若者といっても色々な青春があるなぁと当たり前のことをしみじみ思った。
自分があれくらいの年の頃には、もっと別のことに夢中でこんな世界が存在してることすら知らなかった。でも、やっぱりそれなりにいっぱいいっぱいでとても楽しかった。


そして、いつも対バンライヴ観るたびに心によぎる「売れると売れないの差はどこにあるんだろうか?」ということ・・・。素人の自分には永遠の謎だ。


終了後友人と銀座に移動して飲む。火曜なのにかなり酔っ払い。ビバ☆シークワァ−サーサワー。酔っ払ったときのお約束どおり、銀座から徒歩で帰宅。飲みすぎ、食べすぎでもそれなりにカロリー消費できるので体にいいといえばいいのだが、素面の時は徒歩で帰ることは稀。