Cinema Vol.3(ミーハーネタなし・ネタバレややあり。)

彼らのCDを買うようになってから2度目のライヴでした。映像も素晴らしく、行ってよかったと思いました。これで3000円台は安いっす。しかし、渋谷公会堂での入場前に自分の想像よりも客層が若くて軽く凹みました。私〜、上から数えたほうが年早いでっす☆みたいな…。普通、人は年をとるとともにライヴ行かなくなるものらしいんですけどね。この年になって、なお、行くぜ。
さて、本日の対バンは以下の通り。

百々氏は、思っていたよりもロックスターって感じでした。個人的には大好きなGreen&Gold(ワンマン向きの曲?)が聞けなくて残念。ホールではなく、ワンマンのスタンディングでボロボロになりながら、見たい。とりあえず、6月のミニアルバムは購入決定。というか、ベースの人のビジュアルがスゴイ!!もっそい筋肉質で背中が横に切れたショッキングピンクのタンクトップを着ていた。自分の中の「ハードゲイ」というイメージを体現してくれていて、かなり釘付け状態。モーサム本気ファンの方に聞きたい!!
あれはネタ?
突然、トランペットを吹きながらステージを縦横無尽に動く様も、「ベースじゃないの?」とかなり衝撃。

予想以上に釘付け、素敵でした。
でもなーつくづく、ホール向きの音楽じゃないよなぁと思いました。心からロック、ロケンローラー3人組って感じでした。

予習なし、予備知識なし。
昨年のRIJFで見たときに「英語詞だぁ〜」と思った記憶あり。(つーか、シートゾーン思いっきり、昼寝タイムでした…。)唄が上手でした。なんか、ああいう感じのバンドなのに「そつがない」という印象を受けました。うまくいえないけど。

生音で彼らの音に触れられることに感謝です。CDを聞いているときに常々に「一体3人だけで、この音をどうやって?」と思っていたのだけれども、やっぱり目の前で演奏されていてもよく分かりません。つーか、生のほうがもっと格好良い。一悟氏のドラムとか、サトマ氏のベースとか、大木氏のギターとか?(つまり全部。)

「なんなんですか?アレハ?」状態。


大木氏の唄ももちろん好きだけど、アシはバンドとしての「音」だよなぁ〜。前回よりホールだから見やすかったので、一悟氏の姿とサトマ氏の演奏姿もかなり見てました。ホールでがっつりこちらにも精神的な余裕があったので、バンド全体の姿を見るように意識的に努めました。とはいっても、やっぱり高揚しますね、楽曲の素晴らしさに。
本当に、格好よいよなぁ…。アンコール前にシャウトしてみんなを煽るサトマ氏ステキでした。

ある証明もHuman Trafficも良かったな。

やはり圧巻は、アンコールでの「廻る、巡る、その核へ」(映像つき)前回、ワンマンで見たときも、ずーっと鳥肌たちっぱなしでしたが、今回も…。DVDも持っているので、何度も見たし、鳥肌ポイントは分かっているけど、やっぱり同じところでゾクゾクくる。
ライヴなのにノリノリなっている人がほとんどおらず、映像と音で強制的に別世界へ。あまりのすごさに、観客全員立ちすくむって感じだよな…。盛り上がりポイントで若干CDと異なる大木氏の歌いッぷりもヤバイ。曲が終わった瞬間、と、大木氏が「ありがとうございました。ACIDMANでした」というその一瞬。会場が無音になり、本当にみんなが圧倒されてた…。魂抜かれたわ、本当。なんだろ、あのバンド、本当にスゴイ!!最後の轟音のみのところ、幽体離脱したわ、私、多分。あの音になりたいし…。

DVDで何度も見たけど、生演奏と大画面で贅沢すぎる。やっぱり生で見るとライヴバンドですね。

大木氏が「少なくて申し訳ない」というほどの曲数でしたが、満足。満たされました。でも、今日は一日アシ漬けで、やっぱりすごく消耗した。心の体力を気持ちよく使う。沖縄のフェス行きたいけど、ちょっと9月は無理だなぁ…。(別フェスとかぶっている。)
ふぅ…。つーか、あなた達、今年夏フェス3本って少ないから!!


まぁ、RIJF見られるだけでも感謝せねば…。1日目は、何とかぶってもACIDMANを優先させることを決意。ごめんRIP、ごめんDragon Ash
友人にその旨メールすると「かぶって迷うとしたらBUMPでしょ…。」ご名答!!だって、RIPもDragon Ashも見ているからね。と、いう論法でまだ見たことのないBUMP以外は絶対にアシ優先させる。二組かぶったら超迷う。