ロックロックこんにちは!(追記)

台風で飛行機飛ばないのではないかと心配してましたが、全くもって杞憂に終わり定刻通り、バビューンと大阪へ。色んな人に「大阪へ飛行機で行くの?」と訝しがられましたが、宿泊つきで飛行機で行くと名古屋に新幹線で日帰り往復するよりも安いんですよ…。やることもないので、ホテルの人に「食いだおれ人形があって、阪神ファンが飛び込むところ(答.道頓堀)ってどうやって行くのですか?」と確認して昼ご飯を食べに行く。ベタにお好み焼き、しかもねぎ焼き、美味い。巨大お好み焼き食って、なんば周辺をブラブラ、気が付いたら、花月の前にいて、「ここが噂の〜」と完全におのぼりさん状態。商店街とか楽しくブラブラする。途中猛烈にラテが飲みたくなり、さっき見たスタバを求めて、記憶を頼りにさ迷う。土地勘がないので、そういうのがとても辛い。一旦、ホテルに戻り、ホテルのある駅で、開演時間を30分間違えて(実際は、17:00なのに17:30だと思っていた)いたことに気が付き、若干焦る。新大阪で友人と合流後いざ城ホールへ。大阪駅のの乗換えで、環状線の逆方向に一旦乗ってしまったり、大阪素人っぷりをいかんなく発揮。まー、そこは大人なんでちゃんとつきましたけど…。スタンドから入場。だいたい出演順の予想はついてたんですけど、バンドセットの様子と、ベースのびょんびょん音で「お、やはり一番手」と確信。アリーナに下りて、進めど進めど自分達の席が見つからず…。実は、本日は、アリーナの5列目以内のほぼ真中(中央通路数席はいったところ…。)という、強運な友人の当てた恐ろしく良いチケットだったのです。
キャー!!
あんまり座席運は良くないので、これほど前+真中のの座席は人生初でした。

着席して、まず友人と興奮。「ちちちちちち近いよ〜(半泣)」左右のモニターが見えづらい程近いし、視界せまッ!!舞台袖見えるし〜。が、周りにいる人々の話す言葉、関西弁以外多し…。やはり、遠征組多いみたいですねぇ〜。って感じでお姉さま方多し。15分おしくらいで開始。見えづらいモニターでも、ロックロック用に作成されて、工夫された演出ビデオを見て、ニタニタ〜♪開始時の火薬演出…。あちッ!!って位近かったし、あまりの音量と爆発に全身ゾゾゲが立ちましたよ、びっくりして…。野生だね。モニター面に「ORANGE RANGE」と映った途端に、あがる悲鳴。はい、レンジ開始です♪

別項で

私と友人の間で、いろんな意味で伝説の男と化しているKREVA兄やん。「一人じゃないのよ」を唄ってらっしゃいました。SONOMIちゃんも登場してたなぁ〜、去年RIJで見たよなぁ〜。「希望の炎」「YO!マジで半端ねぇ〜。」って曲聞きたかったのにな。まー、スピッツエレカシ、民生見に来ている客層の中では、若干浮いていた感もあり盛り上がりにかけましたね。ロックロックこんにちは!Tで登場。

宮本氏大好きです☆2度目の生宮本氏です。ロックスターって感じで素敵☆なんだろねー、あの独特のオーラと目力は・・・・。夏でもやっぱり長袖シャツに、ぴっかぴっかの黒ブーツ履いてらっしゃいました。前回見たときにはやっていただけなかった「今宵の月のように〜♪」とか「明日に向かって走れ」とか有名なナンバーやってくれて大満足。(前回は、アルバム発売前につき)MCなのか独り言なのか分からないありがたいお言葉は、ほとんど判別できず。でも、格好良い。あのキレ具合、「職業:ロックミュージシャン」以外務まる訳もないキャラ。痺れましたわ〜。

初生スピッツ奥田民生さんかとおもいきやスピッツの登場。この時点で本日一番の黄色い声。スピッツがこんなに黄色い声を背負っているバンドとは存知あげませんでした。あたしゃ、白線流しヲタだし、世代的にも普通にスピッツ大好き。こんなに近くで憧れのバンドが見られるなんて夢のよう…。マサムネさんは、白いパンツにピンクの長袖シャツで登場。思っていた以上に整った顔で、カッコエェ。1曲目「涙がキラリ☆」はい、私の涙もキラリ(親父ギャグ)ですよ。もうー、声もCDなんかとは比べ物にならないほど厚みがあって、美しい声。というか、スピッツって、かなり、ポップスよりのバンドだと勝手に解釈してたんですけど、マジで「ロックバンド」でした。あー、魂、打ち抜かれた。本当に演奏が素晴らしいよ(涙)この夏何度も思ったけど、「ライヴ見ないと分からないことって腐るほどあるのさ〜」って、やっぱりスピッツ見て思いました。特に私の知らない曲達がギュイギュイーンっていっていて、格好良かったっす、ゾクゾクしました。特に目の前で演奏されているベース氏が素晴らしくててね、いつしかマサムネ氏よりも彼に釘付けでした。

スターゲイザー」も聞けてよかったわー。「明日 君がいなきゃ 困る 困る」って、どの文節も、日常的に使う言葉達なのに、マサムネさんの手によって「明日」⇒「君が」⇒「いなきゃ」⇒「困る」⇒「困る」という配列になって、あのメロディーと彼の声で唄われると、これほど価値のある言葉になるのか…。どこにもないスピッツの美しい言葉。つーか、友人がカラオケで歌うのしか聞いたことなかったのに生聞いちゃって申し訳ない程、タイトル分からないから、その子に電話して、電話口で唄って、タイトル教えて貰ったのさ。

今日レンジ以心電信やったんだけどさ、スピッツもメモリーズやってくれてニヤニヤしちゃったよ。すごくナイスな曲で、踊り倒す。

腰が低く、意外とお茶目なマサムネ氏、大好き。慣れない感じで、ステージの左右にあおりに行ったり、両手を頭上で叩いて、「ヘイッ!ヘイッ!!」と煽って、手を叩く同じ動きをお客さんににやらせてみる。「すみません、やってみたかっただけです。気が済みました…」なんつったりして…。スピッツだけで、相当な、満腹状態になっていたのに、ゲストということで奥田民生登場。

スピッツの紹介で、奥田民生ゲストとして登場。なんと!!スピッツの演奏で奥田さん唄う模様。こんな贅沢していいのかしらって程の贅沢。ノッタリと民生登場。その姿に「おっさん!!おっさん!!」と友人と盛り上がる。腹出てるし、髪の毛くちゃくしゃだし…。エレカシの宮本氏の1つしか上じゃないというのに、この老いっぷりはなんだろう〜。いや、それでも、奥田民生さん私は好きですけどね。「闇をきりさけ〜」って曲と「サウンドオブミュージック」って唄ってくださる。あまりに暇で通天閣に行って来たという、素敵すぎ…。でも、民生、本年3度目のため、感激うすし。(贅沢)2曲歌ったところで、マサムネさんのいわく「アメイジングなゲストが登場します」というので、「平井堅じゃねー?」つってたら、やはり平井堅。彼、シークレットづいてます。

ここまでで既に、「お腹一杯、ルミ(誰?)もうたべらんな〜い」って感じなのに、「大丈夫だよ、ルミちゃん(誰?)甘いものは別腹でしょ?」と生クリーム山盛りのパフェが出てくるような、豪華さ…。この方も初めて拝見したんですが、デカイ、男前、でも、予想以上に頭でかかった。Tシャツにジーンズに平身低頭。恐るべき腰の低さで登場。本日一番の黄色い悲鳴たち。スゲー。腰の低いMCをされて、「学生時代にMステでスピッツが演奏しているのを見ていい曲だな〜」と思った。いう「君が想い出になる前に」をスピッツ奥田民生さんの演奏で歌う。つーか、なんかよく分からないけど罰があたるかもしれないという至福の時。魂抜けますから〜。ボヘー。続いて、さすらいを3人で唄う。もう近いのと、豪華なのと凄すぎるので、なんだか頭がくらくら…。

そして、マサムネさん、奥田さんのアコギ演奏で「思いがかさなるその前に」⇒⇒⇒「ねぇ〜」という歌声で秒殺⇒感涙。噂には聞いていましたが、音程を取るための右手の動きがヤバイです。手の動きに吸い込まれるっす。ちなみに、平井堅さんはタンブラーにストローをさした何か中身の見えないスペシャルドリンクをお召し上がりになっておりました。なんだろ、あれ?奥田氏は…サッポロ黒ラベル

最後は、「男達のメロディー」(⇒曲名:はてなの方のレポで知りました。)をスピッツバンド隊戻ってきて、3人で唄う⇒終了…。「ルミ、もう、明日の朝ご飯も食べられなーい」って位お腹一杯。最後にピックを投げるマサムネ氏。ひらひらと落ちていく様子と、下での争奪戦の様子も見られました。近いってすごいなぁ〜♪

が、本日の最大の山場はアンコールにやってくる。

スピッツの曲で、一番聞きたかった「空も飛べるはず」の前奏…。「ちゃらら〜ららら〜」で感涙。何度も言うようだけどねあたしゃ、白線流しヲタだからね…。どれくらいヲタだっていうと「原沙知絵 」をCMとか、何でも見るたびに「こいつは渉をたぶらかして、園子から奪った女(注:たぶらかしたというような事実はない)」と毎度歯軋りする位。秋の放送でシリーズ最終となるらしいということを聞いて、今から泣きそうになっている位のヲタですから…。

つー訳で、もー、前奏だけで、感激で鼻水ダラーって感じでした。死ぬほど聞いた曲なんで当たり前のようにそらで全部歌えるけど、ひたすら心して聞いた。ウゥゥ。最後あっちゃこっちゃにピックを投げてから去るマサムネさん。遠征の甲斐がありました。まじ楽しかった。豪華以外に言葉が思い浮かびません…。こんな素敵な経験をさせてくれた、ライヴの神様ありがとう。