ううむ。

いつかパラソルの下で

いつかパラソルの下で

前の風に舞い上がるビニールシートが、心にずきんとくる話だったので借りてきた。これも途中までだけどおもしろいなー。風に〜に載っていた短編も含めて読後感が悪くないのが好きです。

さて、昨日の本もそうですが、女性は、自分以外の女性と比べて優越感と劣等感のはざまの他者との相対的なものさしで自分の幸福度を測ったりする嫌な生き物だと思うのですけれども(少なくともワタクシは)、果たして年をとれば、そんなものから楽になるのかとそんなことばかり最近考えておる。条件のいい結婚(相手)や悪い結婚(相手)や独身でいることとか、美人だとか不細工だとか収入が高いだとか、若く見えるとか見えないとかオサレだとか、自分の世界があるとかないとか頭いいとか悪いとかおもろいとかおもろくないとかそんなんばっかり。その尺度でものを考えていて、果たして私自身が幸せになれるのかが大いに疑問。そういうの、もう、いらんなーと思う。うんざりって程じゃないけど、そういうことから自由になりたい。

本気でそういうものから解放されるには、自分は何をすべきかと考えているのです。頂点を目指せばいいのかもしれないけど、上も下もキリがないわけで、リアル負け犬の身分で頂点もクソもないよな。上か下かの価値判断をしなきゃいい話かもしれないですね。そうですね。思考方法の癖づけで解決されるよね、多分。難しいけど。