同じ轍は踏まない

ここ1,2週間ですけれども某メガネ男子*1が、よく話かけてくる。ワタクシに気があるのかとかそういう話ではないので、まず断っておくよ。半分仕事のおつとめ関係での用件があるのと、ワタクシ自身に邪悪な熱とか劣情が出ていないので、安心してるのだと思う。想いを寄せる人には緊張して挙動不審になる嫌いがあるので、あっちが、動物的に自己防衛に出ていたけれども、こっちのテンションが普通になってるから、警戒が解けただけの話だと思う。昔は社外ですれ違っても会釈程度だった(しかもぎこちない)のが、今日は向こうから近寄っての長靴を褒めてくれたよ。なんだそれ?そのような軽口を通常女子に言うような人ではないので(精神的ストーカーだったから分かる)、安心しきってやがるな。

まぁ、実際劣情さえなければ、おつとめ関係の仕事は黙っててもガンガン片付けるし、企画提案して、やりたいったことは、一人でやりきるし、正直使えるのよね、オレ。(そういう仕事してたから)で、優柔不断なメガネ男子が決断に困った時にバッサバッサ結論言って、先に進めてりゃ、仕事を通して人として信頼も寄せて、仲良くしてくれるわな。1年前に劣情にかられて、悶々としてた自分にいってやりたい。「ひけ」と。人間関係って求めたら返ってこないのだよな、と、この件でつくづく思った。今好きな人がいるからとかじゃなくて、おつとめが動き出した時点で、あらかた興味も薄れてたんだけど、「そういう感情なしでこの仕事、精一杯やろう」と思って自分のやれることを仕事という形で返してたら、なんだか温かいものが向こうから返ってきたじゃないのよねぇ。1年前の自分、よかったね。

で、今の自分を振り返ってみると、えぇ、好きな人と決して上手くいってないような気がする。劣情うんぬんはおいておいても、わーわーわーと舞いあがって「○○してくれない」、「○○してくれない」、「○○してくれない」って思っていて、裏を返せばそれは求めている訳ですよね。だから、今の自分が今の自分に「ひけ」と言ってやるのです。振り返ってみたら、去年メガネ男子好きだった頃より、ずっと今の人の方が状況は良い訳で、だったら、「くれない」ってないで、何かを与えることから始めましょうという話よね。何かは分かりませんけど、やっぱ、一番大事なのは劣情にかられないことか。それが一番難しいよね。はっはー。

と、いうか、私は30歳になってもこんなことの繰り返しで、おまけに実際の友達が読んでるところにこんな文章をうpして、バカじゃないのかと思います。けど、バカだから仕方ないやね。いえーいいえーい。


*1:昨年の今頃熱を上げていたアレ