しかし、これは行くのか。

昨日、歌舞伎座の前を通ったら、ドーンっと!新くん*1玉三郎さんの写真の看板があり、3度振り返って、演目見たら、七月大歌舞伎夜の部「天守物語」と書いてあったので、気絶するかと思った。そして写真!う!ウツクシー!

7月は、チェックしてなかった!これを歌舞伎座で見ないで、まだ、死ねないワー!という訳で、値段をチェックした。

1階席:16,000円!吐血!

こーれーはー血が吐ける値段。通常より高いのはなんででしょうか?ううう。

この演目は、以前に主演の二人(おそらく新之助時代)は変わらずやってたのですが、当時歌舞伎への興味を失っていて、雑誌のグラビアか何かで見て「ほほー、新くんも出世よのう、これなら見たかったなー」と思ったもので、どうしよう?

そういえば、時々父の会社の福利厚生を利用して、父の会社経由で歌舞伎のチケットを買うことがあるのだが(結構いい席がとれるから)、いつも父が総務の女子に頼んでいるので、「お嬢さんは歌舞伎がお好きなんですか?ずいぶん高尚な趣味ですね」とかなんとか言われているらしい。父としては、娘であるワタクシのバカっぷりをじゅうじゅう承知なので、「エビゾーの顔目当てなのに、何が、高尚か!」と鼻白んでいるとのこと。はは、正解!

歌舞伎を見に行くというと「渋い」やら「高尚」なんやら言われますけど、基本は「生新くん見たさ」なので、もう、自分がライヴに行く動機と全然変わらない。テレビでも見てるときはあるけど、やっぱ、「生はいいなぁ」と思う訳ですよ。ライヴ感大事。だいたい、お能ならともかく(貴族が見るイメージ)、江戸の大衆が見るものだったのだから、高尚もクソもないと思うのだが?それに、よく分からないから、毎回イヤホンガイド借りてるし。

*1:海老蔵さん